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法定相続分の計算方法

  • 文責:所長 弁護士 北野岳志
  • 最終更新日:2021年4月26日

1 法定相続分とは

相続人が1人である場合は、その者がすべての財産を相続することになるのですから、財産の分け前をどうするかが問題となることはありません。

しかし、相続人が2人以上いる場合は、財産の取り分をどのようにするかを決める必要があります。

この場合、遺言で相続分が指定されているときは、基本的にはその指定に従うことになります。

そして、遺言での指定がない場合には、民法の規定に従って取り分が決められることになります。

これを法定相続分といいます。

2 法定相続分についての規定

次のようになっています。

① 配偶者と子が相続人である場合

配偶者1/2 子1/2

② 配偶者と直系尊属が相続人である場合

配偶者2/3 直系尊属1/3

③ 配偶者と兄弟姉妹が相続人である場合

配偶者3/4 兄弟姉妹1/4

血族相続人については、同順位の相続人が複数いるときは、相続分は均分となります。

例えば、①の場合に、子が4人いるならば、配偶者の取り分は1/2、子の取り分は、1人当たり、1/2×1/4=1/8となります。

ただし、次のような場合は均分にはなりません。

③で、被相続人と父母ともに同じである兄弟姉妹(全血兄弟)と父母の一方が同じである兄弟姉妹がいる場合(半血兄弟)は、相続分は全血兄弟が2であるのに対し、半血兄弟は1となります。

3 代襲相続人の相続分

代襲相続人は、相続人となるはずであった者に代わって相続すらわけですから、相続人となるはずであった者の相続分をそのまま受け継ぐことになります。

代襲相続人が2人以上いるときは、相続人となるはずであった者の相続分を均分することになります。

例えば、次のようになります。

4 相続資格が重複する場合

⑴ 子が亡くなり、孫を普通養子にした場合

この場合、孫aは、被相続人の子として相続できるとともに、子Bの代襲相続人としても相続できます。

⑵ 親が配偶者を普通養子にした場合

配偶者aは、被相続人の配偶者として相続できるとともに、被相続人と兄弟姉妹としても相続することができそうです。

しかし、先例は、配偶者としての相続資格しか認めていません。

したがって、各自の法定相続分は、以下のとおりとなります。

配偶者a 1/2

子A 1/2

養子a ×

このように、相続資格が重複する場合は、ケースバイケースで処理されます。

このようなケースにおける法定相続分の計算は、専門家でも間違ってしまうことがありますので、正確な情報を確認が必須であると言えます。

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